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「絆具」ブランド第5弾「有明行灯看板」第6弾「1mmの打出しフライパン」をリリース


千日前道具屋筋商店街が立ち上げたプロ仕様の道具ブランド「絆具(つなぐ)」より、新たな2つのアイテムがリリースされました。
「絆具」は、千日前道具屋筋商店街が料理文化の継承を目的に、各地の職人と協力して開発するプロフェッショナル向けの道具ブランドです。
2019年の発足以来、「燗銅壺」「冷香(錫製タンブラー)」「砲金鍋」など、伝統の技術と現代のニーズを融合したアイテムを展開しています。

「絆具」ブランド第5弾「有明行灯看板」第6弾「1mmの打出しフライパン」
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第5弾「有明行灯看板」

「有明行灯」は江戸時代の照明道具の一種。一般的な行灯との違いは、あかりを放つ火袋を台座の中に収め、明るさを減じる調光機能を備えている点、加えてその台座部分に満月や三日月の透かし窓を施し、月あかりのようにみせた意
匠性の高さが挙げられます。調光してひと晩中使い続けられたため、「有明月(夜が明けても、まだ空にある月)を見るようだ」という理由から有明行灯と名付けられました。千日前道具屋筋商店街はこの粋な江戸の照明道具を今回、
飲食店などの電照看板へと発展。強い光で目を止めるのではなく、和紙の風合いのアクリル部からやさしい光を投げかけてくつろぎを演出し、例えば満席などお店の営業状態によっては看板の明るさと見た目を変化させ、常連客への
サインを発信できる有明行灯看板を実現しました。江戸時代から受け継がれた知恵が、現代の夜の街の風景に新しい彩りを灯します。

取扱店舗:株式会社ドーモラボ(店舗ページはこちら)

第6弾「1mmの打出しフライパン」

プロの料理人たちの間で使われている鉄フライパン。強い火力に耐える鉄フライパンを振るからこそ、焦がさず、水分を出さず火を通す、繊細な火力の制御を行った調理ができます。
しかし、鉄フライパンはその重さが課題で、高齢の料理人たちにとって振ることは困難に。しかし、いつまでも自分の料理を突き詰め続けてほしい。そんな想いで千日前道具屋筋商店街では今回、厚さ1mmの鉄フライパンを生み出しま
した。 昨今、1.2mmの中華鍋や薄いフライパンが全国的に普及しつつあることから着想を得て、中華鍋を専門とする山田工業所に依頼。
彼らが得意とする加工技術「打ち出し」によって、鉄を数千回叩くことで強度を担保しつつ、軽量化を図るといった理想が形に。現代の料理人のニーズを捉えた今回の商品は、軽くて便利というだけでなく、料理人の誇りを守る道具で
もあります。

取扱店舗:株式会社 千田(店舗ページはこちら)

伝統を受け継ぎながらも、新しい価値を生み出し続ける「絆具」シリーズ。
「有明行灯看板」と「1mmの打出しフライパン」を通じて、道具の可能性を広げる千日前道具屋筋商店街の挑戦を、ぜひ手に取って実感してください。

「絆具」ブランド 公式サイト
https://www.doguyasuji.or.jp/tsunagu/

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千日前道具屋筋商店街はアクセス良好!! 電車でお越しのお客様は地下鉄御堂筋線なんば駅、南海・近鉄・阪神・JR(難波駅)下車、関西国際空港から、南海電鉄特急ラピートで南海難波駅下車、 新大阪駅から地下鉄御堂筋線なんば駅下車。
「なんば」に着いたら、魔法の合言葉「なんばグランド花月はどこでっか?」で道具屋筋へお越し下さい。

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